2014年9月23日火曜日

虫が食べる野菜は本当に美味しいのか?

ご覧頂きありがとうございます。最年長の佐藤です。

わたしは趣味で家庭菜園をやっているので、今回は野菜の話を少し・・・


昔から良く言われるように、「この野菜は虫が喰ってるから美味いんだよ。」って本当でしょうか?


いま普通に市場に出回っている野菜たちには、ほぼ100%農薬が使用されています。
なぜかというと、現在の施肥栽培ではそうしないと市場に出せる野菜が収穫出来ないからですね。

なぜそうなるかというと、一般的な慣行農業による施肥栽培では必ずと言っていいほど、酷い虫食いや病気が発生して商品価値が無くなり、市場に出す事が出来なくなります。
そこで、農薬を使って駆除や防除をする訳ですが、、。



そもそもなんで虫や病気が付くのでしょうか?

それでは、野菜を人に例えてみて下さい。

生まれつき病気がちで身体の弱い人と、病気に無縁な生まれつき丈夫な人とでは、健康度が違いますね。

健康度の低い人が病気にかかり易く、薬に頼った生活になりがちなように、野菜たちも同じで健康度が低いものは、薬で虫を殺さないと虫のエサになってしまうんです。
ここで大事な事は、虫や病気は決して悪者ではないという事です。与えられたやるべき事を忠実に実行しているだけ。本来虫の役割は、弱った者や世の中に要らないものを処分するのが仕事。
その虫のエサを横取りして、人に食べさせているのが施肥栽培に代表される現在の慣行農法の正体である訳です。

では、なぜ健康度が下がってしまうのか、、、。

施肥栽培による野菜は、確かに見た目は立派で美味しそうに見えますが、でも考えてみて下さい。人で言えば親から受け継ぐ部分も多く如何ともしがたいのですが、後天性の場合は赤ちゃんの時から粉ミルクで育てられ、常におやつに甘いジュースやファストフード&ジャンクフードを食べて大きくなったようなものなんですね。

これではいくら体格が良くても、病気にならない方がおかしいと思いませんか?
実際、現実社会でも当然のように小さい頃からアレルギーやらなんやらで、気が付いたら病院のお得意様になっている訳ですね。

野菜だってやっぱり、健康に育ったものは虫も病気も寄せ付けません。健康な野菜を虫は食べる事が出来ないのです。なぜなら、食べたら自分が死んでしまうという事を、遺伝子が記憶しているからなんです。そもそも人と虫の消化器官は仕組みが全く違うため、同じものを食べて同じように美味しいと感じると、思っていること自体が間違いなのでは?ということです。


また、農薬など使わなくても虫が付かない健康な野菜は、そうでない野菜に比べて、栄養価はもちろん、坑酸化物質等も多く含まれ、耐病性を高めアレルギー体質の方にも反応が出ないなどのメリットがあります。

でも、これって本来当たり前の真っ当な食材としての最低条件のような気がしますが、あなたはどのようにお感じでしょうか?

まだ、虫のエサを横取りしたいですか?


そんなの当然ニャ〜!