2016年4月30日土曜日

Phantom(ファントム)なFlame(炎)をタンクに・・・

先日オールペイントを施したFXDWG。
オーナー様からはフーエルタンクにゴーストフレアあるいはゴーストフレイムなど呼び方はさまざまですが、
「パッと見」気が付かないくらいの同系色で、しかも光によっては「ぼ〜ッと」浮き出るようなフレアーパターンが欲しいとのご要望。

自分でもこういったスタイルは好きなので、早速イメージを膨らませやってみました。



先ずはベースカラーを決めます。

青みがかった紫が良いとのことで、粗めのメタリックを入れて塗りました。



つづいてフレアーパターンを決めていきます。

抜かりなくマスキングして。




同系色のカラークリヤーに、ほんの少しシルバーフレークを混ぜて吹き付けるとこんな感じになり、何となく・・・・なかんじ。


その上にカラークリヤーのみを塗ってみると、何だかいい感じです。

 ストロボの光で模様ははっきりと浮き出ていますが、日陰で見た場合ほとんどその存在には気が付かないくらいになっています。



パッと見で目立つ目立たないではなく、これも立派な自己主張。
イメージ通りに上手くまとまりました。
 
微妙な色合いがお客様にもご満足頂けました!

有り難いが御座る。です。


2016年4月28日木曜日

FLHXSバガーカスタム・塗装〜完成!

バガーキットを組み込んだ、フルカスタムFLHXSの作業も終盤です。

外装全体はブラック・キャンディフレークでまとめました。

最後にHARLEY DAVIDSONの文字入れを行います。

カッティングマシンがあれば楽なのでしょうが、そんな贅沢は言ってられません。

プリントアウトしてもらった書体を、タンク形状に合わせてバランスよく配置します。


研ぎ上げたデザインカッターで、慎重に切り進めます。


ようやく全て切り終えました!


文字はメタリックベースにシルバーフレークをふんだんに使い、ギラギラ感を強調!


画像では上手くギラギラを再現出来ないのが残念!


ジャ〜ン!ついに組み上がりました。


 サドルバッグ・エクステンションのスムージングもバッチリ!




画像では一見ただの黒に見えてしまいますが、近づいて見るとまるで漆黒の闇に浮かぶ銀河のように煌めく様は、

はっきり言って激シブ!です。
 このあと、さらにパーツ追加やオーディオセッティングなど、最終調整を経て
無事に納車され、Y様にも大変喜んで頂きました。
これから始まるハーレーライフを、心行くまで満喫して頂きたいと想います。

この度はありがとうございました!
 そして、今後ともよろしくお願い致します。


2016年4月22日金曜日

FLHXSフルカスタム*タンクストレッチ

FLHXSフルカスタムの続きです。

ようやくサイドカバーが入荷したので、全てセットした状態でストレッチ形状をイメージします。


 大体形が頭の中に入ったら、作業開始!

先ずはストレッチの邪魔になるシート先端部分を削ぎ落とさなくてはなりません。


シートベースギリギリまで削り、同時に足付き性向上のため、座面をスリムに成型して行きます。



着座面を前方に移動。 
肩の部分も滑らかに落とす事で、足付き性は良くなります。


 スリム化したシートに合わせて、延長造形してみました。


今回はちょっとファットな感じ!


何度も何度もパテ修正をくり返し、ようやくサフェーサーまでこぎつけました。

 

あとは塗装を待つのみ・・・・つづく。

2016年4月20日水曜日

EXPオートクラッチ取り付けカスタム

いつもお世話になっております翔太です☆

今回は女性オーナー様がクラッチ操作で、お悩み中のところ・・・
優しい旦那様の一言で今回のカスタムをさせて頂きました♪


車両は2014年式のFLHX!
女性でHX運転してるだけでも凄いのにw

そして今までワイヤー引きのクラッチから、油圧クラッチに変わってクラッチ操作もキツイ気持ちもわかります!
そして私も手が小さいので・・・

まぁそれはおいといて、今回装着するオートクラッチがこちら!





クラッチの構成部品ですね。
最近ヴァージンハーレー等の雑誌にも取り上げられているREKLUSEと言うメーカーのオートクラッチです。



もともとはVPクラッチを装着していたのですが、クラッチ操作は疲れるものなのです!

クラッチを全部バラしてオートクラッチを組み込んでいきます。




うん!見た目が少し変わったようにしか見えませんが、ちゃんと組み込んであります♪




実際乗ってみて、Nから1速にギヤを入れるとき、クラッチレバーを握らないで入れてもエンストしません!
回転数を1200回転くらいから徐々に進んでいきます。
ギヤチェンジもスムーズに、そして全くクラッチ操作を行わずにNに入れる事も出来ます☆
ホントにこれなら渋滞でもヘッチャラ!女性オーナーでも安心して乗れると思います!



なお年式車種で、取り付け出来る車両出来ない車両ありますので、お気軽に当店スタッフまでお問い合わせ下さい♪


ハーレーダビッドソン仙台 堀籠 翔太(・。・)













縄文のお宝発見!!



桜の季節も終わりを迎え、いよいよ農繁期となってまいりました。

我が家でもちょっとした家庭菜園をやっているので、畑の整理や畝立て種蒔きとやることがたくさん。

いつものように、朝の畑仕事で畝立てをしていると、「チャリン!」と何かが鍬に当りました。いつもの小石の音とはちょっと違うと思い、手にとってよく見ると何やら怪しげな形。・・・・・もしやと思いきれいに洗ってみてビックリ!

まさしく、どう見てもこれは縄文時代のご先祖様が使っていたであろう、
打製石器ではないですか!

これは恐らく棒の先端に紐で固定して、槍のように使ったり、ナイフの代わりに使ったのではないでしょうか?
いずれにしろ、数千年から数万年の時を経てふたたび地上に姿を現したという事が、はたして何かの啓示なのか、はたまたただの偶然なのか(まあ世の中に偶然はないのですが)は分かりませんが、きっと何かを気付かせようとお出ましになられたんでしょうね。

何年か前にも別の畑で「磨製石斧」が出た事があり、この一帯が縄文からの生活圏だった事が伺い知れます。

日々野良仕事をしていると、たまに思いがけない出会いがあったりして楽しいものです。
朝日を浴びて一日の始まりを思うとき、今日も一日幸せの予感を感じるのであります。
 
野良仕事が楽しい最年長の佐藤でした。


2016年4月17日日曜日

電気系トラブル注意。

季節もすっかり春めいてまいりました。

先日の強風は凄かったですが、皆様は大丈夫でしたでしょうか?

本日はあいにくの雨模様ですが、春という事もあり
納車整備・車検・点検・カスタムと
HD仙台のサービスファクトリーは大忙しです。

迫りくるゴールデンウィーク、全力で頑張ります!


今回は充電系のお話です。

春はバッテリートラブルが多い物ですが、
バッテリーを交換したのにすぐにバッテリーが上がってしまった。
それは充電系のトラブルかもしれません。

走行中バッテリーは充電しながら消費しています。
充電系が故障するとバッテリーは消費しかしなくなるので
走行中でもバッテリーが上がり、エンジンが止まってしまいます。

 故障したステーターコイル
配線がショートして焼損しています。


なかなか予防は難しいですが、バッテリー交換したのに
走行中にバッテリーが上がったらこういう所かもしれません。

cjc

2016年4月11日月曜日

FLHXS フルカスタム * サドルバッグ・エクステンションのスムージング




日中はかなり暖かくなり、あっという間に花見の季節となりました。
しかし日本の桜はよくもまあ、こんなにびっしりと花を付けたものだと感心しますが、これも江戸時代からの品種改良のおかげなのでしょう。

「お花見文化」は日本独特の風物詩、神代の時代から自然とともに生きて来た、日本人ならではの花々を愛でる感性が、この時期になると人々をそわそわさせるのかも知れませんね。

まあ、こういっては何ですが、華やかなこれみよがしの「ソメイヨシノ」などよりも、どっちかというと個人的には山桜のような楚々とした控えめな感じの方が、花にしろ女性にしろ好みではありますが・・・・。

それはさておき、あまりにも素敵な満開の桜に気を取られての、脇見運転にはくれぐれも気をつけるようにお願いします。
 *



さて、先月から着手したFLHXSのフルカスタム&オールペイントの経過報告です。

おなじみの「デバイス・バガーキット」を装着しますが、今回もサドルバッグエクステンションのスムージング加工を施しました。

このエクステが曲者で、ニュータイプになって形状が変わり、本体に被る量が増えたようで、スムージングする際にこの段差はかなりの無理があります。それに加えて装着した場合に、フェンダースカート部分とのクリアランスがほとんど無くなってしまいます。
これはいただけませんね〜「デバイス」さん!

仕方がないのでこの部分はガッツリ加工しなければなりません。

出っ張り部分を一旦カットして、面一になるように加工します。

前側も同じく・・・・。
位置決めが出来たら、裏からFRPを貼り込み補強しておきましょう。

加工後はこの通り、クリアランスもバッチリです。

サドルバッグの外側は、14年モデルから若干ふくらみがあり曲面となっていますが、ボトムラインは何故か直線になっているので、この曲面から直線上に違和感無く面を繋げて行くのが肝心なとろですね。


LEDテールの取り付け部はまたしても大きく歪みが出ています。
いい加減にメス型修正して下さいよ〜「デバイス」さん。

このあとサドルバッグと一緒に、ひたすら面出し作業が続きますが、
サイドカバーが入荷次第、恒例となった「タンクストレッチ」加工に入ります。

続きは次回へ・・・・。





2016年4月10日日曜日

春ですねー

今週末は暖かくて天気も良くて最高のツーリング日和でしたね。

もうすっかり春です!

お店の周りでも草花が顔を出してきました。


シンボルツリーの植え込みの花は満開

春といえばタンポポですね。
ヨモギの新芽。
草もちにしたい・・・。
私が個人的に好きなオイヌノフグリ。
春を代表する小さくてかわいい花です。

今回はバイクの話題ゼロでしたが・・・。
身近に感じられる春をお届けしました。



CJC

2016年4月5日火曜日

スプラインが…

お世話になってます翔太です♪
最近は気温が高めでバイクに乗るのが気持ち良い季節になりました!
私はテンション高めでいかせていただきますw

さてさて今回はシフトのスプライン痩せのご紹介です(・・;)))
特にシーソータイプの物に多い気がしますね!
こちらがシフトの根元部分になります。


ここのスプラインが痩せてしまうとトランスミッションをゴッソリ抜かなければなりません…






こんなに痩せてしまうとボルトを締めてもスコスコ抜けてきてしまいます(*_*)



トランスミッションを抜いてと(;´д`)






新品に交換です♪
走行中の振動などでボルトが緩みそのままシフトチェンジをしているとドンドンガタが大きくなってしまうのです・・・
点検の時は締付けを確認するのですが、緩んでいる事が多い部分ですね!




皆さんの愛車は大丈夫でしょうか?暖かくなってきた今だから点検をして下さいね☆


ハーレーダビッドソン仙台 堀籠 翔太(・。・)










2016年4月3日日曜日

スクリーミンイーグルから「SE117」が登場!!


ハーレーダビッドソンのレーシングブランドである
スクリーミンイーグルから心震わす新商品が登場です!


「SE117ciビックボアキット」
SE110エンジンのボアアップキットです。
水面下で日本への導入が進められておりましたが、
遂に発売となりました。
排気量はなんと”1917cc”!!!
わが家のヴォクシーと同じくらいです・・・。
シリンダー・ピストンの他にカムシャフト・ビックスロットルボディー
・SEハイドロリックリフター・ハイフローインジェクターなどが付属しており、SE110をパワーアップさせるのに申し分ない仕様。

なんとも心躍る商品です!!

詳しくは、HD仙台スタッフまで。

※取り付けと同時に、SEスーパーチューナーもしくはストリートチューナーによる
EFIセッティングが必要になります。
※エンジンの排気量が変わるため、改造申請登録が必要になります。