2015年2月28日土曜日

FLHXドレスアップカスタム・その3途中経過〜いよいよ組み立て

塗料にとってはまだ寒いこの時期、かなりの時間ヒーターを当てていないとなかなか塗膜が完全硬化してくれないため、じっくりと時間をかけて塗膜の落ち着くのを待ちました。

ようやくカッチリと固まったので、ブツ取りやタレの補修と磨きがやっと終わりました。

さて、いよいよ組み立てです。

今回使用したキットはバガーキットでNO.1シェアを誇ると思われる、
「デバイス」の最新型です。
数あるFRPコンストラクターの中でもトップレベルの製品を作っており、造形センスや加工技術には唸らせるものがあり、塗装の下地作り(面出し)にもパテ付けはほんの少しで済むほど、各部の面が綺麗に出ています。

ちなみに、以前使ったことがあるUSA製のバガーキットは、FRPではなかったけれどもとにかく造形がめちゃくちゃで、全面パテをてんこもりした覚えがあります。
それに比べたら、日本製の品質の高さには本当に助かっています。


塗装の前に仮組して、スムーズに嵌るようにかなり内側を削っておいたのですが・・・


いざ、リアウインカーを取り付けてみると、なんとウインカーボディが当って、ピッタリと収まりません。


こうなったら仕方が無いので、当らないギリギリ約3mmをクロームのワッシャーで持ち上げます。

このような複雑な形状をしたFRP製品は特に、組み付け精度に難があるため、寸法にはある程度の余裕を取っておいて欲しかった。

原型〜メス型〜製品と僅かずつですが、樹脂の性質上どうしても収縮して行きますので、その分を見込んで縮み代を取っておくのが定石となっています。

以前からこの手のリアスカート取り付けには、毎回加工を要してきましたが、モデルチェンジされても肝心のところは改善されないのは大変残念です。
ちなみに、サドルバッグエクステンションの取り付け具合はバッチリでした。

さて、いよいよ次回は全体像のお披露目をしちゃおうかな・・・・。

(さっさとやるニャ〜!!)

・・・・最年長の佐藤でした。