2015年6月27日土曜日

タンクストレッチ・カスタム講座:その2

さてさて、前回は造形作業の下準備まで済ませましたので、次は実際に造形作業に入って行きましょう。

デザインが決まったところで、基礎となる一層目の発泡ウレタンをタンク接着面の形状に合わせて削り込み、ポリエステルパテで接着します。

固まったら順々に接着をくり返し思った形になるまで継ぎ足します。
 始めはブロック状ですが、のこぎりなどでザックリとフォルムを切り出し、左右の対称に注意しながら、後はヤスリなどで形を整えて行きます。


コンソールとシートを実際に取り付けて、フィッティングのチェックを怠り無く。
この時点ではまだベースの段階なので、完成形状より一回り小振りをイメージして作業を進めます。


タンクからのラインに無理の無いように繋げるのが一苦労です。
流れるように、淀みなく自然なラインが出来れば合格。

今回ここでの難関は、オリジナルのカラーリングとピンストをなるべく活かしつつスムージングしなくてはならなかったことです。
条件が厳しいほどやりがいがある物ですが、果たして綺麗に繋がるか次回をお楽しみに。

最近はすっかり腰痛とお友達の、最年長佐藤でした。しくしく・・・。