2015年7月6日月曜日

タンクストレッチ・カスタム講座:その5

一ヶ月越しの腰痛もだいぶ和らぎ、少しずつ畑仕事も出来るようになりました。
水不足気味だったところへ、恵みの雨で野菜も草も一気に伸び始め、毎年のことながら手入れが追いつかない状態が続いております。

が、しかし、そんな状況でも作物は育ってくれますので、いろんな野菜を家族で毎日美味しく頂いています。 
実際、無農薬で育った野菜たちは、苦みが少なく旨味は多く生命力が強いのが特徴。
うちの畑はまだまだですが、健康な土作り(=健康な作物)を目指してあれこれ工夫を凝らすのも楽しいものです。
何よりも、他では手に入らないカスタムメイドの野菜たちですから、美味しさもひとしおな訳です。

というわけで、前回はラインまで描き終えて、いよいよ最終局面のクリヤートップコートです。
ちなみに、現在使用している塗料は、F1コンストラクターでも有名な「マクラーレン」御用達の「Sikkens」です。
以前使っていた国産塗料の時は、塗装技術もいまより未熟だった事もありましたが、いま思えばよくあんな塗料で塗っていたな、と言うくらい塗りずらかった思いがあります。
それほど、いま使っている塗料は、作業性においても塗膜性能においても格段の違いがありました。
最初からこんな良い塗料を使えたら、誰でも簡単に綺麗に塗装出来ちゃうと思います。
 
で、トップコートを2コート塗り終えました。
 ゴミやハジキが無いかチェックして、その都度リカバーしておきます。
 垂れはさほど恐くはないのですが、ハジキが結構厄介者です。
ハジキは見つけ次第、極細の筆でタッチアップしておきましょう。

指触乾燥が済んだら、ヒーターにて強制乾燥に移ります。
初めチョロチョロ中パッパ、という感じで暖めますが、始めから暖めすぎるとトラブルの原因になるので要注意です。
いわゆる「沸き上がり」といって、クリヤーの塗膜中に気泡が湧く事があり、過熱のほかにシンナーの揮発性が高すぎたり、塗膜が厚過ぎると起こりやすくなるので注意して下さい。

完全硬化したところで、表面のブツ取りや修正を行い、肌調整の後ポリッシングで完成となります。

かなり省略して書いてしまいましたが、何となく作業工程は伝わりましたでしょうか?
もし分からない箇所がありましたら、お気軽にご相談ください。

長々とお付き居合い下さりありがとうございました。
最年長の佐藤でした。