2015年12月20日日曜日

お客様にも大好評!のお任せヘルメットペイント〜その1




先日ヘルメットのカスタムペイントの仕事をいただきました。

少し前にお客様からお任せデザインで大変喜んでいただきましたが、その作品を見られた

他のお客様が、同じくお任せデザインでヘルメットのカスタムペイントを!


ということで、一部ですがその作業工程をご紹介します。


今回はジェットタイプのヘルメットをカスタム!


帽体以外を綺麗にマスキングして、面出し足付けを行い、ベースカラーを最初に塗りました。


イメージカラーはお客様の唯一のリクエストとも言える、『濃いムラサキ色でキラキラ』

というイメージで、塗り重ねを考慮して鮮やかな「バイオレット系」のカラークリヤーに

キラキラ輝く

フレークをちりばめています。



加熱してベース塗料が固まったら、フレークのザラザラした表面を平らになるまで

研ぎ出し、

ようやく下準備完了です。

ここで店長に登場してもらって、イメージしているデザインをヘルメットに

直接マーキングしてもらいます。


あ〜だ、こ〜だ言いながらざっくりとラインが決まりました。

まず始めに結晶塗装をセンターに入れました。


二度と同じ模様は出ない結晶は、様々な条件でその模様の出方が変わるようですが、

その偶然性が神秘的な模様に繋がります。

結晶が固まったら、その上に薄く黒を吹き付けます。

乾いたところで、スポンジなどを使ってやさしく水洗いをすると、結晶の上に乗った

塗料が流されて模様が現れてきます。


保護用のクリヤーを薄く吹き付け、結晶部分はいったん終了。


次回はエアブラシを使ってボカシ模様を入れていきます。


ペイント担当の佐藤でした。


我が家にとっての宝の山、薪棚が一杯になるとようやく落ち着きます。