2016年6月15日水曜日

久しぶりに良い釣り・・・・。

十年近く前にとても良い思いをしたS川に、久しぶりに足を運んでみました。

近隣の釣り場状況は近年悪化の一途という感じで、けっこう裏切られることが多いです。

S川の最近の状況は全く分かりませんでしたが、様子伺いということで下流から入渓してみました。

入渓点の取水堰の流れ込みで早速出てきてくれたのが、こちらの綺麗なヤマメちゃん!

まずまずのサイズです。でへ、、。

幸先の良いスタートで先ずは一安心。
何だか今日は良い釣りができそうな予感・・・・。


釣り上がりながら良さそうなポイントで時々ライズを発見し、良型のヤマメが飛び出す堪えらんないシチュエーション。

そんな状況で楽しみながら1kmほど遡行して、夕方近くなってきたので川通しで引き返すことに・・・。

入渓点近くまで戻った時、どうしても気になって再び同じプールのポイントに毛鉤を流してみた。

始めに流れ出し付近を流して見るが、反応なし。さっき釣り上げたポイントなので仕方が無い。
今度は流れ込みの流心へ・・・ガバッ!と大きな頭が飛び出したのが見え、反射的に右手がロッドを跳ね上げていた。

重い!  魚体と引き具合から、けっこう大きな岩魚だろうと察しがついた。

柔らかいグラスロッドなので、なかなか寄って来てくれなかったが、なんとか無事にランディング。

はぁ〜、久しぶりの大物だ!

ん?

よくよく見ると、虫食い模様や斑点の色が在来の岩魚ではないような・・・・。

岩魚の仲間には違いないが、 おそらくこれは北米原産のカワマス、いわゆるブルックトラウトのようである。   はは〜ん、なるほど・・・・・。

 しかし大きな尾びれだ・・・・。


何はともあれ、渓流でこのサイズが釣れれば素直に嬉しい!
川に十分な魚が居てこそ釣りという遊びが成り立つ。

魚のいない川ほど寂しいものは無い・・・・。

釣り上げた獲物を持ち帰りたい気持ちは重々分かるが、少しみんなで我慢して、魚が十分増えるまでキープは慎んでもらいたいものである。

そうすればもっともっと楽しい川が増えるはずだから・・・・。