2016年6月21日火曜日

こんな修理のお話

季節は梅雨に突入してしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

晴れ間を逃さずガンガン走りたいものですね!


先日、エンジンの不調で入庫されたハーレーのお話です。

アイドリングが安定せず今にも止まりそう。

早速診断です。


機関良好の三大条件は

良い燃料
良い空気
良い点火
です。

燃料タンクにガソリンは、入っている。
エアクリーナーは目詰まりしていない。
二次エアの吸い込みも特に問題無し。

それでは点火プラグ。
と言うことで、プラグを外したところ・・・

純正のプラグではありませんでしたが、
一見、それほど問題なさそうです。
しかし、上下に振るとなにやらカチカチ音がします。



!!!
なんか出てきました。

なんと出てきたのは点火プラグのセラミック部分。
下に向けると真ん中の電極部分がすっぽり隠れてしまいます。

これでは「良い点火」は得られません。

こちらが新品の純正プラグです。
下に向けても白いセラミック部分は下がってきません(笑)

新品のプラグに交換して症状は改善。
お客様は喜んでお帰りになりました。


小さな症状でも大きなトラブルに繋がることもあります。
トラブル予防の為にも専門店でのメンテナンスをお勧め致します。

もちろん、HD仙台はハーレーの専門店です。(笑)

お任せ下さい!



cjc