皆様こんにちはハーレー仙台サービスの佐藤でございます。
3月でございますね！春でございます。
バイクに乗る準備はよろしいでしょうか？
本日はメンテナンスの記事です。
一見キレイなＦＬＳＴＮですが、実は100,000ｋｍ
以上走っておいです！！！
現状これといった不具合は出ておりませんが、100,000kmということで消耗箇所など整備でご入庫いただきました。
早速分解です。
まずは、プライマリー・ミッション関係です。
ミッションのこの部分が消耗してガタが出ています。
外側のレバーと内側のシャフト双方を交換いたします。
ミッション抜きまーす。
ミッション自体は非常にきれいな状態ですね。
大事に乗ってらしたのが垣間見えます。
ミッションケースの中
先ほどのシャフトは内側ではこんな感じ。
新品と交換です。
よく見ると微妙に仕様が変わってますね。
クラッチ版も一枚一枚測定です。
問題ありません。逆にすごいです。
プライマリーケースベアリングも交換。
原状回復です。
続きましてエンジンに取り掛かります。
エンジンに関してもカム周りに若干のノイズが出ている程度で特に問題はなさそう。オイル漏れも無し。
という事で、よくなじんでいるエンジン内部は無理に分解せずにノイズのあるカム周りを見ていきます。
カムドライブが見えてきました。
気になるのはチェーンテンショナーの磨耗です。
！！！！
なんと・・・。
テンショナーの磨耗は仕様限界を超えております。
こちらが新品
これではノイズも出ます。
テンショナー二箇所、周辺のベアリングの交換。
サイズの違うスペーサーでカムドライブスプロケットのアライメント再調整を行います。
そして組み立てです。
これ以降の画像を撮り忘れました・・・・。
申し訳有りません。
結果としてはノイズも無くなり絶好調。
お客様、これからも楽しくお乗り下さい。
ｃｊｃ
