2017年7月29日土曜日

長距離走行車にはありがちな金属疲労


今年は梅雨が無いのかと本気で😀思っていましたが、今頃になって挽回するかのように梅雨空が

やってきました。

あ~、草刈が追いつかない、最年長の佐藤です。



お客様の中には、年間走行距離が1万キロを超える人も少なく有りません。

それだけ距離を走ると、どうしても消耗部品の交換はいた仕方有りませんが、

そのほかに経年劣化や振動に伴う金属疲労なども、距離に比例して累積するわけです。



そしてある日、限界点を超え・・・・突然発生する"クラック"


 常時高温に晒され、構造的にも弱い部分なので無理もありません。






ブラケットも真っ二つ!





早速修理の為に取り外しました。






サンドブラストでクリーニング。

亀裂箇所が確認しやすくなります。









亀裂箇所が確認できたら、分厚いメッキ層を削り落とします。











 薄肉パイプの為、溶接は慎重に・・・・。




 錆び予防の為、耐熱スプレーで仕上げます。


これでまた、しばらくの間ロングランに耐えてくれることでしょう。




 こうやって、愛車を少しずつ治し直し乗り続けることで、よりいっそう愛着が湧いてくるものです。


どうぞ、末永く大切に乗り続けてくださいね。💖