2015年1月17日土曜日

ハーレーバッテリーのお話

冬はバッテリーが弱りやすい季節です。

春のシーズンスタートに向け、バッテリーのメンテナンスをシッカリやっておきましょう!

以前のブログでもご紹介させて頂きましたハーレー純正のバッテリーチャージャーがイチオシ商品でございますが、バッテリートラブルはバッテリー上がりだけではございません。

今回はそちらのご紹介です。




ハーレーの純正バッテリーです。
左右のターミナルを見比べてみてください。
左のターミナル、何かおかしいですね・・・。

拡大
!!! ターミナルが溶けております・・・。


もともとはこんな感じです。

これは、バッテリーターミナルのネジが緩んだことによって起きた不具合です。ターミナルのネジが緩むと、バッテリーターミナルとバッテリーケーブルの接続面積が小さくなり面で接していた部分が点で接する為、電気が流れにくくなります。

例えるなら、交通量の多い片側5車線の大きな道路が急に片側1車線の道路になる様なイメージです。
交通量が多いのに道が小さくなればもちろん渋滞が起きます。
渋滞になると必要な量の電気が目的地にたどり着けなくなるのでバッテリーが弱った時と同じような症状になります。
しかし、それだけではなく
電気の流れで渋滞が起きると、渋滞したところに熱が発生します。その熱で写真のようにターミナルが溶けてしまったのです。

バッテリー自体は元気な様子なので、ターミナルの修復をします。



これが~



こんな感じです。

正直、仕上がりのクオリティーは高くありませんが・・・。
性能には何の問題も有りません。(TOT)



ターミナルの緩みによる接触不良は最悪の場合、車両火災事故にも繋がりかねません。

バッテリーターミナルの締め付けも確認してみましょう!

もちろん、HD仙台にご来店いただければ締付けのチェックはいつでも受け賜っております。

cjc