2015年11月28日土曜日

新作ヘルメット・ペイント完成!

先日、お客様からヘルメットペイントを依頼され、デザインはおまかせという事で店長がデザインを担当し、作業は私が担当しました。

基本色は愛車であるロードキングCVOと同色とします。

先ずは塗りたくない部分のマスキングです。
塗料が漏れないように、気をつけながら丁寧にテープを貼って行きます。
 マスキングが出来たら足付けを行い、脱脂をしてベースカラーを塗ります。
次いで、塗り分けのためのマスキングに入ります。

店長のデザインのイメージに従って、忠実にライン取りを施します。
 完全に左右非対称なデザイン!

チンガードにも・・・・


塗るべき所に黒を塗り、さらにその上に輝きの強い粉をサラリとふりかけます。

黒の部分が乾いたら、黒を隠して反対側にエアブラシで模様を入れます。

チンガードも同じく・・・・

今度は境界にグレーでピンストライプを施します。

正面おでこの部分に、トレードマークを入れるため印刷したテープを貼付け、丁寧に切り抜き干渉パールのゴールドをエアブラシでぼかして浮き出させます。

マスキングを剥がすとご覧の通り。
この後いよいよ最後のクリヤー仕上げに入ります。

ジャジャーン!ついに完成!

左後ろはこんな感じで・・

右の後ろはこんな感じ・・・

このように後ろから見ると、まるで非対称なのが分かります。

かなり大変でしたが、今までとはひと味違った斬新なデザインにもかかわらず、全体にバランス良く仕上がり、店長も私も大満足です。

肝心のお客様はまだご覧になっておりませんが、今回の私どもの仕事にもきっと満足して頂けると想っております。
O様ご注文ありがとうございました。

ペイント担当の最年長の佐藤でした。

2015年11月26日木曜日

工場通信

連日の冷たい雨でございますが、いかがお過ごしでしょうか?

HD仙台のサービスファクトリーは
雨ニモマケズ風ニモマケズ
お客様の満足の為、励んでおります!




本日は、純正カスタムパーツ紹介。
 ダイナ用スポーツラック。
純正ならではの高級感のあるクロームメッキ。
小ぶりなサイズながらも、しっかり仕事してくれます。
シーシーバーに取り付けるタイプですので、デタッチャブルシーシーバーと組み合わせれば使いたいときに取付けできます。

他にも種類がございますので、是非ご来店下さい。



八戸「みなと食堂」の
ヒラメの漬け・えんがわ半々丼とせんべい汁セット


cjc

2015年11月22日日曜日

FLTRXS カスタム 完成!!!

皆様、いつもお世話になっております。

工場長佐藤です。

先日UPしましたFLTRXSカスタムの続編でございます。




まずはホイール。

21”パフォーマンスマシン
「ドミノ」のコントラストカット
バイクのイメージがガラっと変わりますね!





もちろんブレーキローターもセイムデザイン。
フェンダーの塗装も完了です!!

 慎重に取り付けます。
 そしてサドルバック。
サドルバックはアレンネス製。
エグリがナイスな感じです。

遂に完成!
S様、お待たせいたしました。
これから安全運転で楽しく乗って下さいね!

cjc

2015年11月17日火曜日

招かれざる冬の便り

皆様ご機嫌いかがでしょうか?
工場長の佐藤です。

本日はなかなかの秋晴れで、私も試運転で20kmほど走ってきましたが気持ちが良いものです。
まだまだバイクシーズン真っ只中でございます!


そんな事を思っておりましたら、工場内になにやら
白い物がフワフワ。

手を伸ばすとピトっとくっついたので見てみると・・

!!!
なんと、雪虫です。


実はこれアブラムシの成虫なんですよね。




雪が降る少し前に飛び始めるので、
コイツが飛ぶと、「もう冬か・・・・」と言う気持ちになります。

が、しかし今日は暖かかった!週末はHD仙台のツーリング!
天気もよろしいようです。

晩秋の東北、みなさんガンガン走りましょう!


cjc



2015年11月14日土曜日

錆び止め効果バツグン!のクリヤーコート処理


里の紅葉も終盤を迎え、生き物たちの世界では来たる春に向けて、ゆったりと尚かつ確実に変化して行きます。

我々とて例外ではありませんので、冬支度を整え愛車の保管対策も万全でなくてはなりません。暖かくなって、イザ乗るぞ!と言った時に愛車の不具合に気付き、チャンスをふいにするのは勿体無いですね。

春先に起きやすいトラブルは、やはりバッテリー上がり。
乗らない間は補助充電器をセットしておくか、満充電でマイナス端子を外しておけば良いでしょう。
タイヤの空気圧も同じく大切ですね。
 長期間乗らない場合は、ジャッキアップ等でタイヤを浮かせたり、乗り出し時期を考えて空気圧を少し高めにセットしておくのも一つの手です。

また、ガレージ保管をされている場合でも、冬の間だはそれほどでもありませんが、急な温度変化で結露が発生しそれが元となって錆が進行する場合があります。
愛車をこまめに磨いている方は心配要りませんが、ちょっと油断をするといつの間にか出てくる厄介な錆問題。

そこでかなりの効果を発揮してくれるのが、クリヤーコート処理です。



 クロームメッキされた純正オプションのシフトロッドですが、錆が出やすいため予めクリヤーコート処理をしておきます。


メッキの質感を損なうことなく、防錆効果を長期にわたり維持できます。








下の画像にあるブレーキペダルは、屋外雨ざらしで約2年半経過した物です。

曝露耐久テストを継続しておりましたが、結果はご覧の通り。一目瞭然!





クリヤーコートした部分はご覧のように、アルミポリッシュの光沢はそのまま維持されています。




対して無処理の部分は見るも無残に錆びてしまい粉を噴いてしまっています。
こまめに磨いていないと直ぐにくすんでしまうのが、アルミポリッシュの弱点です。
また、一度このように腐食が進んでしまうと、いざ輝きを取り戻そうとなると、腐食痕を消すために大変な労力を強いられます。



このようになる前に、一度あなたの愛車のクリヤーコート処理を考えていただけたらと想います。

とても錆が出やすく、掃除が面倒なスポークホイールなども、大変効果的ですよ。
ぜひともウインターシーズンの愛車メンテナンスに、ご一考いただけたら幸いです。

色鮮やかな新蕎麦に舌鼓を打つ、最年長の佐藤でした。



2015年11月13日金曜日

エボリューションエンジン分解!

皆様、ご機嫌いかがでしょうか?

本日は、エボリューションエンジンの
分解風景をUPしてまいります。


一つ一つ丁寧に分解していきます。












クランクケースにはその名の通りクランクしか入っておりません。
この大きなクランクがハーレー独特の鼓動感とトルクを生み出すのです。

ベアリングを交換いたします。

ここからは組み立てです。

クランクに左右のガタが無いか測定中。




無事にドッキングです。

ここからマフラーの取付けなど車体の組み立てをして始動です。



cjc