空梅雨の様相から、肌寒の梅雨らしい天気になってきましたね。
この季節になると夕方から夜にかけて走ったときなど特に、虫がやたらぶつかってくるので嫌ですよね。
朝一番ならほとんど虫も飛んでないんで、快晴の日をねらって蔵王山の上から日の出を拝む、なんてプランもいいかもしれません。
それでも走った分だけヘルメットやシールド、カウルなどに沢山ぶつかり潰れているわけですけど、早めに濡れたタオルで拭き取れば簡単にきれいになるのは皆さんご存知ですね。
では、つぶれた虫をそのままにしておいたらどうなるでしょうか?
じつは、金属に虫の体液が付いたままにしていると、たいていは錆びの原因となります。
このフロントフォークのインナーチューブに付いた汚れのような点々、いくら磨いてみても取れませんでした。
そこで、恐る恐る顕微鏡でのぞいて見てびっくり!
画像に撮れないのが残念ですが、メッキの層がきれいに無くなっています。ガーン!
これは一つに虫自体が酸性体質であることと、大型の虫にはそれなりの量の酸性の体液や胃酸も当然入っているわけで、つぶれた際にでてくる強酸性物質が金属表面に付着した場合、酸化腐食は急速に進んでいくと思ってください。
つぶれた虫は当然塗膜部分にも悪影響はありますが、金属部分は特に要注意ですね。
大きめの虫などの場合は、この画像のようにインナーチューブのハードクロームさえも腐食させてしまいますので、くれぐれもご用心下さい。
そうすれば、いつもキレイな状態で気持ちよく走れますので。
なかなか自分で洗車はちょっと、という方は「HD仙台*洗車プラン」でプロの洗車技術を
ご堪能いただければと思います。
ご来店お待ちしております!