定禅寺ジャズフェスティバルは、残念ながら今年も生憎な空模様です。
秋の長雨とはよく言ったもので、なかなかお日様を拝むことが出来ません。
みなさんも秋晴れの中走りたくてうずうずしていらっしゃることでしょう。
さて、ある程度距離を走ると、決まって現れてくるのがサビですね。
スポークホイールやエンジンのメッキなど、ちょっと目を離すと
いつの間にか出てきます。
スポークホイールやエンジンのメッキなど、ちょっと目を離すと
いつの間にか出てきます。
フロントフォークのサビもその一つ。
走行中にさまざまな物がぶつかるため、クリヤー塗装の表面は細かな傷だらけ。
そこからサビが浸入し、気がついたときにはこんな状態。😱
よく見かけますよね。せっかくの見た目が台無しです。
そこで、ボトムケースのレストア作業を行って見ましょう。
まずは、古い塗膜を剥離して、サンドブラストでアルミ腐食を除去します。
全体が均質な感じになりました。
ここで、細かなウェットブラストで処理できれば、仕上がりもさらに良くなるのですが、
今回はこのまま進めます。
ヘアライン加工ビフォー&アフターです。
ほぼ手仕上げなので、多少のムラはご愛嬌。
左右同じようにヘアライン加工が済んだら、硬質ウレタンクリヤーを
たっぷり二度吹きして完成です。
ノーマルっぽく、リフレクターも定位置に。
フォークシール交換やカスタムのついでに、黒く塗ってしまうのもありですが、
ノーマルスタイルがお好みで、フォークの見た目が思わしくないときは、
是非一度ご検討頂ければ幸いです。
渓流禁漁まで残りわずかとなってあせっている、最年長の佐藤でした。