いやはや例年になく、穏やかな日が続いておりますね〜。
さて”チャンピオン号”の作業の続きになりますが、今回はサイドカバーの形状修正です。
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下の画像で分かる通り、サドルバッグとの隙間が不均一でえらく目立っています。
このサイドカバーはFRP製なので、こういった狂いは良くある事なのですが、
成型後の狂いなのか、メス型自体の狂いなのか、はたまたマスターモデルの失敗なのか、
理由はどうあれこのような製品を、しれっとして販売してほしくないものです。
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まあ、このまま使うわけにもいかないので、なんとか修正してみましょう。
一体何を基準に製作されたのでしょうか?理解に苦しみますね。
FRPは強度に優れた材質のため、ちょっとやそっとでは矯正出来ません。
どうやって矯正するか考えた末、次の方法で上手く行きました。
どうやって矯正するか考えた末、次の方法で上手く行きました。
- 曲げやすくするため、フィンの頂点にスリットを入れます。
- 切断した箇所にタップリとポリパテを詰め込み、所定の位置まで引っ張り固定。
- 完全硬化したら左右の寸法が合うように成型します。
寸法を測ると左右でフィンの長さが10mm以上違っていました。
困ったものです。
左カバーのフィンをカットすればバランスが取れそうですね。
この後は凸凹のある面にパテ付けをして、面出し作業に入ります。
下地で手を抜くと、塗装仕上がりが台無しになりますので、最後まで気を抜けませんね。
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サイドカバーの目処がついたら、いよいよタンクストレッチに入ります。
それでは次回も引き続きカスタム作業の報告お楽しみに!
最年長の佐藤でした。
それでは次回も引き続きカスタム作業の報告お楽しみに!
最年長の佐藤でした。