今年は大変ありがたい事に、ペイントカスタム依頼のお客様が後を絶ちません。
しかも、ドンドン難易度が上がって来ていますので、こちらもうかうかしておれません。
とはいえ、難しければ難しいほど完成した際の喜びが大きくなるのは言うまでもありません。それに加えて難関をクリアするたびに、こちらのスキルアップにもなる訳でして、つくづくお客様に育てられているなぁ、という感じが致します。
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しかも、ドンドン難易度が上がって来ていますので、こちらもうかうかしておれません。
とはいえ、難しければ難しいほど完成した際の喜びが大きくなるのは言うまでもありません。それに加えて難関をクリアするたびに、こちらのスキルアップにもなる訳でして、つくづくお客様に育てられているなぁ、という感じが致します。
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先日手掛けたお客様のFXDWGは、車検と合わせてオールペイントの注文を頂きました。
それまでは黒一色に純正エンブレムの無難な外装でしたが、今度はお客様ご自身で
「これだ!」と思われた写真を元に、そのデザインを忠実に再現する事になりました。
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先ずは外装各部の傷やヘコミなどを修正し下ごしらえをしたら、ベースの黒を吹き付けます。
それまでは黒一色に純正エンブレムの無難な外装でしたが、今度はお客様ご自身で
「これだ!」と思われた写真を元に、そのデザインを忠実に再現する事になりました。
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先ずは外装各部の傷やヘコミなどを修正し下ごしらえをしたら、ベースの黒を吹き付けます。
写真とにらめっこしながら、ラインテープでデザインをタンク上に再現して行きます。
黒で残したい部分をしっかりとマスキングしたら、明るめの光輝性の強いシルバーを吹き付け、続いてキャンディレッドを塗る部分のマスキングです。
キャンディレッドを際立たせるために、縁取りとしてエアブラシを使って薄く影を入れておきましょう。
こんな感じにサラリと吹き付けました。
キャンディのアップルレッドが吹き終わり、続いてダークシルバーを入れます。
ここまでで一旦クリヤーコートで固めてしまいましょう。
これをやっておかないと、後の作業で失敗した場合のリカバリーが大変になります。
大きな丸をマスキングしたら、コンパスで同心円のラインを数本引いて、スリット状に切り抜きます。
エアブラシで黒を吹き付けます。
マスキング部分を一回り小さく切り抜き、ここにアップルレッドを吹き付けます。
キャンディが乾いたらその部分をマスキングして、外周を白で塗りましょう。
マスキングを全て取り払い、最後は文字入れになります。
文字の入る部分にテープを貼り、切り抜いた後シルバーを吹き付け終了。
最終仕上げのクリヤーを2回塗り重ね、60℃で30分以上分加熱したら硬化完了!
後はいつものように、ブツ取りや肌調整を行いポリッシャーでひたすら磨き上げ、
ようやく完成となりました!
もちろん、フロントフェンダー、リアフェンダーともに同様のデザインで仕上げています。
先に作業を終えていたカラコンチャンピオン号のおかげで、マスキングや切り抜きに対してもしっかりと免疫が出来ていたので助かりました。
先に作業を終えていたカラコンチャンピオン号のおかげで、マスキングや切り抜きに対してもしっかりと免疫が出来ていたので助かりました。
やっぱり我々は、お客様によって成長させて頂いているみたいです。
今回もありがとうございました!
最年長の佐藤でした。